酷暑お見舞い申し上げます

暑いね。
いやもう、朝から晩まで暑いよねぇ。
ホントに身の危険を感じるような陽射しだもの。
先日、お昼に買い物へ出かけたワケ。
車を運転してる右腕にガンガン陽射しが
降り注いでいてね。
ひりっとしたもんね。「え？何？」とか思って。
ほんの数分だよ？別に１〜２時間も運転していた
わけでなくて。
「おっかねぇ〜」とか思ったねー。

それくらいに外は暑いし、コロナ渦だし、
連休に入る前の過酷な二週間のダメージが
なかなか抜けないしってことで、
もっぱら家に籠ってYouTubeを見て過ごして
いたわけ。
もーね、「今、日本でオレ以上にYouTube見てる人って
いるの？」ってぐらいに観まくりましたよ。ええ。

そんなに何を観てたかっつーと、
心霊系のオカルトものだったり、お笑いものだったり
競馬ものだったりと、まぁまぁ
日本国民の…だいたい８割ぐらいの方が…
「ですよねー」と深くうなずくような…
ベタなラインナップで。

でね、うっかり宇宙ものの動画なんかも
観てしまったわけ。
「宇宙のスケールがわかる動画」だとか
「ヤバい惑星４選」みたいなやつ。

ポカーンって、感じだよね。圧倒的すぎて。
もうもう全然地球上での常識なんてのが通用しないもんね。
太陽系内での尋常では無い状態でさえも、
銀河系とかまで範囲を広げると、
「それくらいで驚いてもらっては困る」みたいなことが
うじゃうじゃしてるわけだ。

実測したわけでなくて、「で、あるだろう」みたいな
推測が大きいとは思うんだけどさ、
そう推測できる存在ってのが、あるわけだものね。
ファンタジーの世界でなくて。事実としてある。
いや、もう圧倒的すぎる。桁違いすぎる。

子供の頃、布団に入ってうっかり宇宙の事を
考えちゃったりすると眠れなくなったりしてた事が
あってさ。
「宇宙の外には何がある？」とか考えたりすると
気持ち悪くなってたもんね。わからなさすぎて。
「だめだ。宇宙のことだけは考えちゃだめだ」
みたいな。（＾＾）

こんなじじいになっても、やっぱり宇宙に目を
向けてしまうとわけがわからなくなってくるね。

そう、これが困るんだよなぁ。
あまりにもスケールが大きすぎる事がどすんと
頭に入ってくると、足元が見えなくなってくるって
いうんでしょうか。
良くも悪くもねぇ。

例えばさ、ついさっきまで観ていた心霊動画で、
「カタン…」とかした音に「うえぇ！！？？」みたいに
動画内の人が驚いているとするじゃない。
「はたして、この音の意味するものは…」とかって。

どーでもいい！、と。
お化けがいるとか、いないとか。
もう、どぉぉぉでもいいよおぉぉぉ！と。
対比するものが「想像を絶する事実」になると
なんかねぇ、すごく、こう感受性みたいなものが
大雑把になっちゃうんだよねぇ。
これは困るよねぇ。
宇宙に比べたら、地球上の大体の事は大したことない
ものになってしまうのは、困りものだよねぇ。
そういうことでもないハズなんだよなぁ…。

ああ、そうだ。井上陽水の「傘がない」を
聴こう。

というわけでね、夜空を見上げて、ほどほどにロマンを
感じるくらいが丁度良いのかもしれないね。


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