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祝!「ウマ娘・プリティーダービー」1st Anniversary
リリース一周年おめでとうございます。

最初はねぇ、ホントにバカにしてたんだよねぇ。
それまでにも色々と、戦国武将やら軍艦やらを娘化した
ゲームがあったから、きっとその類いだろうな、と。
「かわいい」が最優先のシチュエーションオンリーで、
中身は薄っぺらいものなんじゃないのか、と。
まぁ先入観でしかないのかもしれないけど。
正直、そう思ってた。

どこから競走馬を擬人化しようっていう発想が出てきたんだか
わからないけど、とにかく約30年ほどもリアル競馬を
応援してきた者としては「競馬をなめんなよ」と。
競馬となると無視はできないな、とか思ってさ。
とにかく実際に一回やってみて、思った通りくだらないゲーム
だったらボロクソになじり倒してやろうかな、とか思ったわけ。

で、やってみたわけ。
圧倒された。
これはすごいゲームだってすぐに思った。
ゲームシステムやらグラフィックの素晴らしさもさることながら
なによりも競馬に対しての愛情が本物だって思った。
オレが30年前にトウカイテイオーという馬に教えてもらった
「サラブレッドはアスリートとして生まれてきたんだぜ」
っていう思いが、
このゲームの根底にはしっかりあるように感じた。

アニメ版の「ウマ娘」がBSで放送されていたんで
それもチェックしてみた。
主人公はオレの心の師匠・トウカイテイオーをモデルにした
ウマ娘のトウカイテイオー。
これがまた泣ける。毎回泣ける。
史実をベースにしているシナリオなんだけどね。
いやぁー、見事に盛り込んでいる。
震えるほどのこだわりを感じるのがさ、レースの結果は
もちろん史実通りなんだけど、レースの展開とかさ
位置取りとかまで再現してるのね。
これは「すげぇ」って思った。どんだけこだわってんだと。
そりゃあね、クライマックスの、あの!あの伝説の有馬記念!
実際の有馬記念がオーバーラップしてそれはそれは号涙ですよ。
たまらんのですよ。

これらのね、競馬愛はどこからきてるのだろう、とか思ってね。
よっぽどの競馬ファンがクリエイターサイドにいる、のは
簡単に想像できるんだけど、それだけかなぁ…とか思って。
もしかしたら馬主さんの思いなんかも伝染してたりしないかな、
とか思ったんだよね。

ゲームに馬の実名を使用するからには、その馬のオーナーさんの
許可が絶対に必要なわけ。
その際「やるなら是非こういうウマ娘にしてほしい!」って
リクエストを出したオーナーさんもいたようで。
ダイワスカーレットという馬のオーナーさんはウオッカという
同世代の馬にとてもライバル心を持っていて、
それがそのままゲームのシナリオに反映されてるくらいだから。
オーナーさんの愛馬への愛情は、「ウマ娘」になにかしらの形で
注がれているように思うなぁ。

だからね、「ウマ娘」っていうコンテンツの制作側には
「これは自分たちだけのものじゃない。大切にしなきゃ」っていう
気持ちがあるような気がするんだよなぁ。

去年の有馬記念当日ね。
お昼休憩の時に海上自衛隊の音楽隊が「うまぴょい伝説」って曲を
演奏したんだよね。
これはそう簡単に実現できるもんじゃないと思うなぁ。
JRAに「思い」が届いたからこそ、なんじゃないかなぁ、って思った。

なんだか長くなったけど、最後に。
「ウマ娘」をやってからリアル競馬に興味を持った人もいるみたい。
ゲームに登場するウマ娘のモデルになった馬の現役時の動画をみたりね。
そんな方たちにどれだけ響くかわからないけど…実はオレ…
牝馬としては64年ぶりとなる2007年日本ダービーを勝利した
ウオッカの単勝馬券を、持ってる。実物。今も。
あと2012年有馬記念、ゴールドシップの単勝馬券、持ってる。
ていうか、出走した全頭分の単勝馬券を持ってる。
単勝馬券コレクターだった時期があったもんでねぇ。
恥ずかしながらこんなプチ自慢ができる日がやってくるとは…ねぇ。
これも「ウマ娘」のおかげですよ。

ありがとう「ウマ娘」!
ありがとうCygames!
未だに無課金継続中でごめんね。


どうか世界が平和でありますように。


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