前口上2018

82「松島温泉乙女の湯」

81「道の駅きつれがわ」

















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参考サイト

日本一の美人の湯考
メタケイ酸とは?
MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

82「松島温泉乙女の湯」地獄 2018年05月02日

「なんてのどかな道なんだ」と
思わず独り言をもらしてしまった県道180号線
そののどかさは、これから向かう目的地で
感じることの食前酒のようなものだったのかも
しれない。

広い田んぼにはさまれた
異様にまっすぐな小道に入り、1分ほど走ると
「松島温泉 乙女の湯」が見えてくる。

以前から喜連川周辺の地図を眺めていた時に
気にはなっていた存在であったのだ。
なんてったって、「乙女の湯」である。
乙女としては無視するわけにはいかない。
 

すぐ隣にはなかなか印象的な色をした
宿泊用の建物がある。


入浴料は820円。
靴箱のキーをフロントにあずけて、
脱衣所のキーを受け取るシステム。
…あれはどこだっただろうか。以前にも
こういうシステムの温泉に入ったことがあり、
あまり良い印象が無かったのだが、
ロッカーキー付いているかわいい鈴が
なにかを理解させてくれた。


脱衣所。
ラッキーにも脱衣所には誰もいなかったので
写真を撮らせていただいた。
かくかくしたデザインのモノが色々あるせいか
どこか整然とした雰囲気がある。
キーに付いているナンバー41のロッカーを探す。
ああ、あった。あった。

キーを差し込み開けると…なんか奥に貼ってある。


おお!やった!割引券が当たった!
ああ、しかし、割引券か。次、ここへ来るのは
いつになるか、わかんないからなぁ。
このラッキーは次にこのロッカーを使う人へ
譲ることにしようと思い、そのままにしておく。

浴場へと向かうと、思っていたよりは
先客は少なく、4〜5人ほど。
洗い座が…、あれ?いくつぐらいあったかな?
9だったかな?なんか数えようとしたんだけど、
混沌としていて、よくわからなかったんだっけ。
シャワーだけのとこだったり、シャワーがない
ように見えたとこだったり…。
あれ?石鹸はあったように思うんだけど、
シャンプーもあったよなぁ。
宿泊施設と併設してるんだもんなぁ。
とにかくなんだか混沌としていて
よくわからなかった。

オレは「道の駅きつれがわ」ですでに身体を
洗っていたので、シャワーでさ〜っと流す程度で
露天風呂へ向かった。
ちなみにこのシャワーからも温泉が出てきます。

露天風呂。岩がごろごろしている。これですよ。
露天風呂はやっぱり岩ごろごろですよ。
湯の中に入ってみる。
おおっと!ソッコーで肌がトゥルントゥルンしてくる。
これはトゥルン度が高い!
香りは「道の駅きつれがわ」と比べるとおとなしめ。
温度はややぬるめ。しかし、これがいい。
いつまでも入っていられる湯なのだ。
先客がひとりいたのだが、入れ替わるように
上がっていったので貸し切り状態になっている。
岩をまくらにして、大の字になってみる。
うわぁああぁ。
いつまでもこうしていられる。
事実、20分ほどはこうしてぷかりぷかりとしていた。
ノーストレス。なんていうのどかさだ。
やけにヤツデが目立つ露天風呂なのだが、
露天風呂にヤツデが微妙に似合わないということ以外は
ノーストレスを堪能することができた。

後でわかったことなのだが、
今まで入った喜連川一帯の温泉の中では
この湯は珍しいくらいに温泉成分が少なく
薄口の湯ではあるのだが、
ペーハーは9.2と一番のアルカリ性だ。
さらにメタケイ酸に限っていえば158.9と一番多い。
まさに「乙女の湯」の名に恥じぬ湯なのだ。
間違いなくオレの乙女っぷりにも拍車がかかって
いることだろう。

一言で片付けよう。
「喜連川の温泉のフロントにいる人は
どこもみんな気さくでいい人ばかりなのはなぜだ?」
この事である。



↓ 温泉成分表



「松島温泉乙女の湯」データ: Ph9.2
 <泉質> アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
 <源泉> 乙女の湯 松島温泉
 <源泉温度> 40.6度

 試料1kg中の各成分(mg)
 ・ナトリウムイオン:0091.1
 ・塩素イオン   :0042.3
 ・硫酸イオン   :0001.2
 ・炭酸水素イオン :0062.9
 ・メタケイ酸   :0158.9



◇「松島温泉乙女の湯」サイト

◇「松島温泉乙女の湯」周辺マップ

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