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それは先月、あるラーメン屋さんに入った時の
事だったのよ。
日曜日の昼。
けっこう混んでて、オレはカウンター席の角の
席に座ることになったわけ。
オレの左隣には「あ、親子だな」と
すぐにわかる3人が先に座っていた。
那須方面の店だったんで、もしかしたら
観光客の方たちだったのかもしれない。

オレのすぐ左隣に娘さん、
年齢は23〜4才ぐらい。
その向こうに母親、そして父親という
並びで座っていた。

カウンター席のテーブルには、
「セルフサービスでよろしく」てな感じで
グラスと、ピッチャーに入った水が置いて
あったわけだが、
オレの座った角の席からは遠いところにあった。
右を見ても左を見ても、
取ろうとすれば、どうしても隣の方の目の前を
オレの腕がさえぎらなければ取れない場所に
あったわけですよ。

「ああ…、まー、いっかー…」とか思いつつ、
水を諦めようとしてたら、ふと左隣に座ってた
娘さんがグラスをひとつ取って
水を注いでくれて「取れませんよね。どうぞ」って
オレに差し出してくれたんだ。

見ず知らずの人間に、なんという心配り…と
オレは感激したね。
箸箱は手の届く場所にあったんだけど
レンゲはやはり届かない場所にあって、
オレの注文したラーメンが来た時には
すっと取ってくれて「どうぞ」って
手渡してくれたんだよ。

オレがどれだけ恐縮しつつ、感激にひたりながら
ラーメンをすすり食べていたか、
おわかりいただけるだろうか?

先にその親子3人が食べ終わり、席を立とうと
した時に
「お気遣い、ありがとうございました」って
重ねてお礼を述べずにはいられなかったくらいに
うれしかったんだ。

辛かったり、嫌なことの多い世の中だけど
うれしい事だってひょっこりあったりする。
そんで、「うれしい事」ってのは案外
うっかりすれば見落としてしまいそうなほど
大袈裟にではない感じであったりするのかも
しれないね。