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カーリング女子の3位決定戦の話なんだけさ。
銅メダルが決まった瞬間、何に感動したって
彼女たちが対戦相手のイギリスチームと
冷静に握手をしていたところなんだ。
歓喜にひたるのはその後。
「えらいなぁ」と、思ったよ。
カーリングの日本代表として初のメダルだもの。
ホントはさ、決まった瞬間「やったー!」って
気持ちがこみ上げてきていたと思うよ。
まだ日本人の誰もがたどり着いていなかった
快挙なんだもの。
最後の第10エンドはさ、イギリスが後攻で
イギリスがストーンを投げてゲームが決まった
わけだ。
それでイギリスが負けたんだから
「ミスショット」と言わざるを得ない。
そのミスショットに対して「やったー!」は
マナーに反するじゃない。
メダルを獲得することになったゲームでも
彼女たちはそのマナーを守ったんだよ。
対戦相手にきちんと敬意をはらうことを
忘れなかったんだよ。
そのワンシーンに
彼女たちの強烈なメンタルの強さを感じて
えらく感動したんだよねぇ。
それがね、カーリングという競技の
「当たり前」だとしてもだ、
もうちょっとそのことを世の中は
称えてあげてもいいんじゃないかと。
鈍感であるべきではない、と
思うんだけどねぇ。
カーリングの面白いところのひとつに
「1点相手に取らせようとする」とか
「点を取らずにあえて0点でエンドを終わらせる」
というね、
他の競技にはなかなか無い戦術があるところ
なんだよね。
「点を取ったチームが次のエンドでは
不利な先攻になる」っていうルールが
あるから、なんだけどさ。
基本、なんでもポイントとかタイムとかを
争う競技ってのは、
とにかく1点でも0.1秒でも
全力で「取りに行く」じゃない。
で、取った者を良しとするじゃない。
ところがカーリングはゲームを勝つためには
1点を相手に与えたり、
あえて点を取りにいかなかったり、する必要が
あるわけなんだよね。
ゲームを制するには
目先の1点をガツガツ拾いにいかない。
めずらしい競技だなぁ、とか思うよ。
でも、そこが面白い。
冬季オリンピックぐらいしかカーリングを
観ることができないからさ。
またしばらくテレビ観戦できなくなるねぇ。
パラリンピックにもカーリング、
あるんだけどねぇ。
寂しいなぁ。
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