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オレはね、こう思うことにしたよ。
2年前ぐらいから、なにかと一方的にやられっぱなしでさ、
なんでこんな目にあうんだろうとか思うぐらいに
やられっぱなしでさ。
でも、それはきっと延々と続いてきた厄落としであって、
先日の理不尽なもらい事故は、いよいよそのクライマックス
だったんじゃないかって。
いや、厄年ってわけじゃないんだけど
この先、がらりと何かの流れが変わりだすから
そのためにまず痛んどけ、みたいな。
長かったダンジョンを抜ける前のボスキャラ登場、のような。
そんなものであったのではないか、
と思ったわけ。
そうでなくっちゃ、この2年間の理不尽ぶりには
どうにも不自然さ、さえ感じるんだよね。
それにさ、終わりの見えない病と向き合っている
友人のことを思えば、
いやいや人身事故でとりかえしのつかない事には
ならなかったんだから、これくらいでへこたれて
なんかいられないね、とも思うわけですよ。
どんな人にも「理不尽さ」は降りかかってきて、
それに苦しませられるものだけれども、
オレはまだ最悪じゃあない。
まー、それにしてもさ、また「7年」ですよ。
以前、この「月記」で紹介したことがあるんだけど
どうにもオレの人生には7年周期のリズムがあるような
気がしてるんだけどさ。
事故で失うことになる愛車に乗り始めたのが2011年で。
今年はそれから7年目ってわけ。
なんなんだろうねぇ、これって。(^^;
出会いからして、不思議な縁のようなものを感じていた。
7年前、巡り巡ってまるで呼ばれたかのように
オレはその車の前にいた。
先日、車の中の荷物を全て引き取るためにレッカー移動先の
工場へ行き、変わり果てた車の前にいた。
くやしくて、くやしくて、
申し訳なくて、申し訳なくて、
「すまんなぁ。こんなことになっちまって」と
つぶやかずにはいられなかった。
もしかしたら、この車はなにかの使いとして
オレの前に現われてくれたんじゃないだろうか、
と思う事で、ささやかながらの弔いになってくれたら
いいんだけどな。
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