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2011.12.25 2011.10.30 2011.09.25 2011.07.10 2011.05.29 2011.05.01 2011.04.03 2011.03.19 2011・02・27 2011.02.06 2011.01.23 2011.01.01 ....................... その他の年 ![]() |
北方謙三著「水滸伝」を読んでいるトコなのですが、 登場人物に「魯智深(ろちしん)」という坊さんがいる。 ガタイでかく棒術をつかう豪傑風で、国中を旅しながら人と人を 結んでいく、という物語の中で重要な役割を担った人なワケです。 ふと、渡辺謙を重ね合わせて読んでみた。これが素晴らしい。 異様なホドしっくりきて、描かれていない表情やら仕草まで 目にうかんでくるようなナイスキャスティングだったのだ。 そんな感じで色々他にもイメージのあいそうなキャスティングを したりしなかったりしながら読み進めているうちに、 「細身長身、顔がいかつく、何だかなれなれしい感じ」の人物が登場した。 兄弟で登場し、その兄貴という事もあってか、 「あー、じゃあなんとなく、千原兄弟の千原せいじで。」 と、軽々しくキャスティングしてしまった。 ところがこの人物、山に住み込む賊徒くずれみたいな連中を調練して いっぱしの隊にしたり、その隊を引き連れ火急の場に援軍として かけつけたりするのだ。 「せいじのくせに、すげぇ!」ワケである。「せいじ、かっこいい!」と。 「ここでせいじなら『なんでやねん!』というセリフだな」とか。 北方謙三が絶対に望んでいないであろう、楽しみ方をしてしまったのだ。 このこと、誠に申し訳なく思います。 これから「水滸伝」を読む機会がある方には、ぜひ「魯智深」を 渡辺謙で読む事をおすすめします。 くれぐれも「孔明(こうめい)」を千原せいじで読んではいけない。 |
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