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「5〜6時間も屋外にいるというのに、
誰一人見かける事も無いし、誰からも
見られる事も無い。ひとりで居続けているのか。
何とまぁ、なかなか無いなぁ…」
などと、昼飯にと用意していたおにぎりを二つ
むしゃむしゃ食べながら、ぼーっと考えていた。

それがどうと言う事ではない。
ただ「なかなか無い時間を味わっているな」と
いうだけのこと。

水田雑草をむしり取ったエリアに並ぶ、
この時期としては絶望的なホドに貧弱な稲に
「なんとか巻き返してくれんかなぁ」と、
無理を承知で望みをかける。

汗を吸いまくったTシャツが、ずしりと重い。
肘まで隠れる長い手袋をはめて、
またそろりそろりと田んぼの中へと足を運ぶ。

雑草に埋もれる稲になんとなく声をかけてみる。
「おまたせしました。」