...そこは数名の仲間たち(通称・ポカラ稲作部)がいっしょに作っている
小さな手作り田んぼ。「自分達で作った米を食べるぜ!」な体験記なのです。























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Page 07  -DATE 2014.08.24-

「やれやれ、これで雑草取りからは解放だな」
と、思った時に何やら妙な感覚に包まれた。
解放されてホッとしているハズなのに、
どういうわけか…寂しいような気持ちにもなっていた。
「これは一体、何だ…?」
もしかしたら、子供が親離れしていく時とは
こんな感じなのかもしれないな、などと考えていた。
自分の子供、なんていないんでよくわからないのだが、
おそらく、きっとこんな寂しさなのではないだろうか。

…だとすると、田んぼの様子をこのように
ネットを通じてご紹介する所業などはいわば
「親バカ丸出し」といったところなのであろうか。
こっ恥ずかしい次第である。

さて、Page.03ででもご紹介した次の写真を見て、
「はて?」と思われた方もいらっしゃることだろう。

 
手前の列(一塁線)だけが、なぜか良く育っている。

「なんでなんすかね?」
と、くらさん(この田んぼ活動の中心人物)に聞いてみたら
どうやらこのくらさんが田植え後のかなり初期段階から
田んぼの様子見ついでに、このあたりの雑草をぽちぽちと
抜いていたらしいのだ。
察するに結果、このあたりは「稲優位」という状態に
なったのではないだろうか?
これは来年に向けてのすごいヒントだ!

つまり、雑草が茂ってきたから雑草取りをするのではなく、
早めにこまめに雑草を取って、早い段階から「稲優位」状況を
作るべきなのではないか?という事なのだ。
しかし、稲が根付く前に田んぼに入るわけにはいかない。
そこが、難しい…。

直近(8月22日)の、きらきらした田んぼの様子