...そこは数名の仲間たち(通称・ポカラ稲作部)がいっしょに作っている
小さな手作り田んぼ。「自分達で作った米を食べるぜ!」な体験記なのです。























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Page 12  -DATE 2014.11.30-

実は兄妹で田んぼ活動に参加している。
その妹の分とあわせて、とりあえずいただいた
8キロほどのお米が、はい、こちら!


…と、見せられても「うん、米だね」としか
言いようがないとは思うが。(笑)
とにかく、早速に食してみた。
どれほどにうまみがあるのか?
あまみがあるのだろう?と期待を膨らませて
いたのだが…
それほどでもない。(笑)
驚くホドにくせが無い。あっさり系。
良く言えば「無印良品」といったところで
あろうか。
「そうなんだぁー…」と、少々肩すかしを
喰らった感はあったのだが、
それを上回る驚きは翌日にあった。

それは、米がどうというものではなく
おそらく精米したて、というのが
大きな要因なのではないかと思われる。

前日に炊いたその米を、翌日の夜まで
炊飯ジャーで保温しっぱなしの状態にして
いたにもかかわらず!
…普通そんな事をしたら
なにやら「嫌な感じ」の香りだとか味だとか、
色も少し黄色みがかったりするじゃないですか。
それが、全く無い。
水分がとんで少々固くなった以外は
前日と変わらない、全然へこたれていない
「無印良品」ご飯だったのです。

米は精米してから劣化が始まるらしい。
その為か、農家さんでは自宅で食す分は
玄米のまま保存して
その都度精米するようなのだ。
わかる気がする。

だとすれば「新米」だから美味しいとか
「古米」だから不味いではなく、
いつ精米した米なのか、の方が
実は重要なのかな…?
玄米の持つ「守る成分」とは一体
どれほどのものなのであろうか?
なにやら玄米に底知れぬ力を感じる
今日この頃である。