...そこは数名の仲間たち(通称・ポカラ稲作部)がいっしょに作っている
小さな手作り田んぼ。「自分達で作った米を食べるぜ!」な体験記なのです。























.......................
 

Page 09  -DATE 2014.10.26-

10月19日。いよいよ稲刈り。
台風の影響で少々遅れ気味になっていたが
その日は快晴!集まったメンバーの心は
みんな踊っていたに違いない。
オレも田んぼに来たのは、ほぼ3週間ぶり。
久しぶりに対面した田んぼは
一面、濁りのない透きとおるような美しい
黄色い姿で出迎えてくれた。



しかし、そんな我々の足元をぬかるみが襲う。
雨が残っていて、足元取られまくり。
これが異常に時間も体力も消費する。
あちこちで尻もちをつく悲鳴があがる。
そんな状況の中、まず二段目だけでも今日中に
終わらせようとみんな奮闘する。

まず、ざざーっと稲を刈るだけ刈ってしまう。
束にしやすいよう分けつつ、とりあえず置いておく。
ざくっ、ざくっ、鎌で稲を刈る音が心地よい。

建設班3名、竹を組み、
稲を干す柵を二段目に設置する。
ちなみにオレは建設班。



それと並行して束ねる班は、置いておいた束を
ワラで一束ずつ縛っていく。
建設班も加わり一気呵成に束ねていく。
とりこぼした稲一本も無駄にはしない。
見つけては束に突き刺したりする。