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「美しい」と感じる瞬間が、愛おしいね。
あるとわかって、それに何度もふれて「美しい」と
感じるのも、もちろんいいんだどさ。
ふと、思いがけずにそいつが体に飛びんで来て
つらぬいていった一瞬というのが、しびれる。
その一瞬っていうのは、その一瞬でしかないんだな。
だから、たまらなく愛おしい。

でも、それってきっと
そんなに大袈裟な事じゃないんだよね。

11月4日、益子の陶器市へ行った時の話。
国道294号線を南下して益子町へ向かっていたんだけど、
その途中「おっ」と気になった光景があって。
那珂川と並走するように道が走る場所だったんだけど、
その川に赤い鉄橋が架かってたんだ。
「珍しい」ってのもあったんだろうけど
なんだかその橋が「ああ、きれいだなぁ」って
思ったんだよね。

益子でとびっきり気に入ったお皿を
一枚買った帰り道。来た道を戻る。
見えてきた。
あれです。あの赤い鉄橋。


よぅし、渡ってみよう。
 
渡っちゃった。(^◇^)
帰る方向じゃないし、全然意味ないんだけどねぇ。
「おおおう」って感じ。
なんでこう、人は「くぐる」って事に
「おおおう」っていう感情が胸の中で
ざわめくんだろうねぇ。
Uターンしてまた渡る。「おおおう」。

よぅし、今度は車を降りて近影だ。
 

いいねぇ。
色のコントラストがいいのかなぁ。
基本的にオレは直線よりも曲線好きなんだけど、
許す。
もー、これでもかと言わんばかりに
可愛げもなく直線で構成された鉄橋だけど
こんだけきれいだと許せちゃうね。


どう?
どうなのよ、この赤っぷり。
いわゆる「まっ赤」ではないんだな。
なんだろう、彩度の高い「朱」って感じかなぁ?
この赤、なかなか強いんで見てると目が疲れる。
そこでふと青空に目を移すね。
さらに山の緑を見てると、落ち着くね。
で、また橋を見てみると、
「たまんねぇな。この赤っぷり!」
な、ワケですよ。

せっかくだから那珂川の写真も撮っていこう。

同じ那珂川でも、
那須塩原の市内を流れる那珂川の景色とは
また違うね。
川辺は、のどかでいいよなぁ。
川は怒りだすとおっかねーけど
おだやかな川には、みんな癒されるよね。
ほら、風情のある旅館のそばってさ、
「川流れてます」率がけっこー高いような
感じ、ないかな?
なんなんだろうねぇ。

帰宅してから調べてみたよ。
輿野大橋(キョウノオオハシ)
という名前の橋だった。

ま、そんな「赤い鉄橋がきれいだった」って
他愛も無い話なんだけどね。
でもさ、そういうのを、なんだか
「どうでもいいもの」にはしたくはないな、
ってわけさ。


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