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参考サイト

MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

67「芦ノ牧ホテル」地獄 2016年10月26日

「おおう、すんげーいい景色じゃねーかよう」
急いでいるのも忘れて、たまらず「道の駅しもごう」の
駐車場へとハンドルを切っていた。


「ああ、もう、写真撮るだけね。
道の駅の中に入って物色してる時間なんかないんだからね」
と、自分に厳しく言い聞かせていたのだが
気付けばカウンターで2千円払っていた。

国道289号線はやがて縦に走る121号線とぶつかる。
右折してその道を芦ノ牧温泉方面へと北上する。
芦ノ牧トンネルを出て、すぐに右折。
そこに次の目的地「芦ノ牧ホテル」がある。
午後12時30分、到着。
…寄り道した割には意外に早く着いた。


入浴料は600円。
建物の9階にあたるところにフロントはある。
4階止まりのエレベーターで降りていき、
男性用大浴場のある2階までは階段を使う。
ちなみに露天風呂もあるようなのだが、
そちらは宿泊客用のようだ。


脱衣所。かごにインするタイプは
ホテルではおなじみ。
すべてのかごが裏返しになっている。
どうやら先客はいないようだ。
ようし、貸し切りだぞう。
すぱすぱと服を脱ぎ浴場内へと歩を進める。
広い!


全体的な雰囲気に、若干コンセプトの半端さを
感じ得なくもないが、
きっと夜になればいいムードに
なるような気がする。

この源泉の流れ出る木枠が実に愛らしい。


洗い座は8か所。
ボディーソープ&リンスインシャンプー有り。
湯は無色透明。ほぼ無臭。
ではあるが、数時間前に入ってきた「大黒屋」の
湯よりはほんの少し肌ごたえがあるように感じた。
(個人的な感想です)


湯の温度は少々熱め。
長くは浸かっていられなくて、
出たり入ったりを続ける。
しかし、この広い湯船を独り占めして
湯船の縁でごろ寝する快感よ。
いやー、とにかく間に合ってよかった。
このホテルには何はともあれ寄ってみたかった。
湯に浸かる事の他に、目的があったのだ。

なかなか止まらない汗を拭きつつ、
フロントのある9階へと戻る。
あった。
あれだ。「8時半の男」が、いた。

数日前。
芦ノ牧温泉のどこの施設に寄ろうかな、と
色々とサイトを見ていた時に
ここ「芦ノ牧ホテル」のfacebookを拝見した。
そこには、ホテルの一角に
かつて「8時半の男」と呼ばれた
元ジャイアンツのリリーフエース、
故宮田征典さんに関する品々、つまり遺品が
飾られているという情報が記してあった。
ホテルの会長がかつて宮田さんに関わりがあった
らしいのではあるが、
「一体、どういういきさつで…?」と
よくわからないまま、
「とにかく、これは訪れてみる他あるまい」と
決めていた。

その情報とおり、それはあったのだ。
 
 

フロントにいた方に声をかけ、話をうかがってみた。
過去に月刊ジャイアンツという雑誌で
漫画を描いていたのにもかかわらず、
その会長さんの名前を聞いた時にピンと
こなかったことを恥じる。

帰宅後に調べてみた。
会長さんの名前は、小野剛さんという。
1978年生まれ。投手。
2001年、ドラフト7位でジャイアンツに入団。
当時、コーチをしていたのが宮田さんだった。
小野さんと宮田さんは師弟関係なのだな。
2002年、小野さんはジャイアンツを退団する。
2003年、イタリアのチームでプレー。
2004〜2006年には西武ライオンズに在籍。
現役引退後は実業家をされているとのこと。

宮田さんの遺品たちのとなりに、
真新しいサインボールが飾られていた。

「福島HOPES」というチーム名がメガホンにある。
これも知らなかった。
「福島HOPES」とは、福島県をホームとする
独立リーグに加盟している野球チームなのだ。

一言で片付けよう。
「あまりメジャーとは言えない山中の温泉地で、
野球の今昔がそっと交差している」
この事である。

全然温泉のことをまとめてないな…。

さて、タイムリミットは解除された。
この後、さらに北上し会津若松の鶴ヶ城へと
ゆうゆうと向かい登城する。
そして折り返し、この日3つ目となる
温泉施設へと向かうのである。
               <つづく>



↓ 温泉成分表



「芦ノ牧ホテル」データ: Ph7.5
 <泉質> カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
                (弱アルカリ性低張性高温泉)
 <源泉> 芦ノ牧温泉綜合泉:5源泉の混合泉
 <源泉温度> 56.8度



◇「芦ノ牧ホテル」サイト

◇「芦ノ牧ホテル」周辺マップ

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