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参考サイト

MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

62「かんぽの宿 塩原」地獄 2016年03月18日

「ホテル塩原ガーデン」にていい感じに
半茹で状態になり、はしご湯へ向かうこと車で約1分。
到着したのは「おもて那須手形」シリーズ第5弾、
「かんぽの宿」である。



現在「かんぽの宿」は全国に約50か所ほどあり、
塩原にもあるのだ。
「かんぽの宿」と聞いて、なにかよろしくない印象を
残像としてお持ちの方もいらっしゃることだろう。
まーねー、郵政民営化以前はねー、
あれだったりこれだったり…
な、トコだったらしいので。しょーがないよねー。

ともかく「おもて那須手形」の無料入浴対象施設と
いうことではしご湯に向かうことにした。
例によって少々申し訳ない感じで手形を差し出す。
「日帰り入浴をこれで利用したいんですけど〜…」
「あ、おもて那須手形ですね。ありがとうございます」

なんと!
こちらとしては「ホントに安く利用しちゃってすんません」
な、感じなのに、「ありがとうございます」ですって。
いえいえとんでもございませんな気持ちになって、
思わず「ありがとうございます」って返してしまった。

いやもう、ホントに、さすがは硬派な温泉地・塩原だ。
お客様を向かい入れる姿勢に気骨さえ感じる。

おみやげ売り場を通り抜け、大浴場へ。
おおっと、いる。お客様そこそこいる。
3〜4人は常時いる状態だ。
平日の、まだ夕方前だというのに。
残念ながら浴場内の写真撮影はあきらめることにした。

ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー有り。
洗い座は、8か所ほどだっただろうか。(記憶曖昧)
さっき洗った身体なのだが、なんだかよく考えずに
また洗い始めてしまった。

入口から見て正面に3m×5mほど(印象)の湯船。
湯は黄色みをおびているが、香りはほぼ無臭。
見た目の「おっ」という感じのわりには
ライトな湯感がした。
つい先ほど入っていた「ホテル塩原ガーデン」の
露天風呂の湯のインパクトが強かったせいだろうか。

となりにはその湯船の半分ほどの大きさの
ジャグジー風呂がある。
ジャグジーさん、人気で空きそうにない。
露天風呂へと行ってみる。

「は?」と、ちょっと驚く。
湯が透明だ。
「なんで?なんで?」と、やや熱めの湯に
身体を沈める。
湯船のすぐ脇に説明書きがあった。
露天風呂も天然温泉だけれども、
循環ろ過してるために透明なのですぅ、とのこと。

「なんという逆転現象!」と、ちょっと笑えてくる。
今迄見てきたパターンでは、
露天風呂こそがかけ流し天然温泉で、
湯がにごり湯だったり、ちょっと湯加減がひかえめで
あったりした。
温泉成分ガリガリに岩肌に付着してたり、
枯葉が浮いていたりもして、武骨というか、
「情緒重視」な姿勢に、「だよね」と納得していた。

内湯は循環ろ過、もしくは沸かし湯で透明、というのが
よくあるパターンであったのだが、
ここは逆なのですね。
うーん…、とにかく衛生面には気をつかってます、
ということなのだろう。

なるほど、なるほどと、一人納得して
もう一度内湯へと浸かる。
あいかわらずちらほらと人が出入りしていて、
ジャグジー風呂には誰かしらが入っている。
なんだかすごい。

茹で上がった。
服を着る。大浴場から出た脇に自販機。
問答無用で小銭を投入。
近くにあるソファーに腰掛け、
手にしていた森永マミーをぐいっと一口。
うまい。湯上りのマミーは格別なのである。
異論は許さない。

ソファーに座りながらマミーを楽しむオレを
視野に入れながら、
たった今到着したばかりと思われる老夫婦が
「あ、ここがお風呂ね」と
話しながら通りすぎていった。
すごいな、かんぽの宿。

一言で片付けよう。
「マミー良ければ全て良し!」
この事である。


やけに近くに見える山肌は
まだチョコレート色。
でもやがて、
約束はしてないけれども
かならずやがて、
蒼々と茂り始める。
草花たちが踊り始める。
あんなに寒々しかった風は
涼として、流れ始める。


↓ 温泉成分表



「かんぽの宿 塩原」データ: Ph6.3
 <泉質> ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
 <源泉> 塩原温泉(源泉名・鹿股2号)
 <源泉温度> 48.1度



◇「かんぽの宿 塩原」サイト

◇「かんぽの宿 塩原」周辺マップ

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