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63「伊東園ホテル塩原」地獄 2016年04月01日
22施設の中から7か所を選び、
無料で入浴することができる「おもて那須手形」には
1年間の有効期限がある。
…のだが、手元にあるそれは
いよいよ残り1週間ほどになっていた。
あと2か所。
一気に決着をつけることにした。
同じ職場の、よく温泉に行くという人から
「伊東園ホテル、良いよ」という話を
聞いていたのでターゲットは決まっていた。
「おもて那須手形」シリーズ第6弾。
前日から花粉にやられて、くしゃみを連発しながら
到着したのは「伊東園ホテル塩原」。
フロントで受付。
あまり愛想は無い男性従業員の方に
事務的に対応されつつ、
大浴場の行き方を教えていただき現場へと向かう。
階段で2階へ。
なかなかに広い脱衣所からどーんと
浴場内の様子がガラス越しに見える。
色んな湯船が並んでいる様子にテンションが上がり
ギガの速さで服を脱いでいざ浴場へ。
洗い座は10か所。
もちろんボディーソープ、シャンプー、リンス有り。
あまり見かけぬ「豆乳」シリーズものだ。
身体を洗い終え、まずは基本のノーマル湯船へ。
無色無臭。入った瞬間に軽く「すべっ」とする
肌感があった。
ほどよく温まったところで、露天風呂へと移動。
この日、最初からはしご湯を予定しており、
「ここでお腹いっぱいになるわけにはいかない」と
ややつまみ食い気分になっている。
露天風呂と内湯は同じ湯だとは思うのだが、
なぜか露天の方は若干の塩素臭を感じた。
それに内湯で感じた「すべっ」と感が
さほど無かったように思える。
しかし、この露天のロケーションは
いいなーっと感じた。
今一度、写真をご覧いただきたい。
風呂の外に見える木々。
まだこの時は裸木ではあるが、この木々に
花が咲き始めた光景を想像してほしい。
なんという美しさであろうか。
風にそよがれて入ってきた花びらが
湯面に浮かんだりすることもあるのかもしれない。
まさに花見湯!絶対に美しいはず!
ああ、これは来る時期を間違えた。
浴場内へと戻る。
ジャグジーな湯船で足のウラをマッサージし、
打たせ湯で肩&腰をマッサージし、
寝湯でリラックスしまくって、
再びノーマル湯船に入り、仕上げとした。
ほどほどにするつもりであったが、
結局けっこーな時間を過ごしてしまった。
「十分に堪能した」と脱衣所で身体を拭いていると
じーちゃんと、子供ふたりが入ってきた。
7〜10才くらいの、兄弟であろうか。
もうテンション上がりまくりでキャイキャイと
はしゃいでいる。
裸になった子供たちがおもむろに呪文を
唱え始めた。
「ちんちんぶらぶらそーせーじ!」
子供らしい実にストレートな内容だ。
「ちんちんぶらぶらそーせーじ!」
よっぽど気に入ったのかずーっと言ってる。
「ちんちんぶらぶらそーせーじ!」
「ちんちんぶらぶたそーせーじ!」
…おいおい、テンション上がりすぎて
壊れてしまったんじゃないのか…?
「ちんちんぶらぶらそーせーじ!」
やばい。だんだん面白くなってきてしまった。
ちょっと笑うのをこらえてる自分に
気がついた。
やがてじーちゃんに連行されるように
大浴場へと兄弟は姿を消した。
子供たちのテンションをマックスまで
つき上げるほどの魅力が、この大浴場には
あるということなのであろう。
すると、大浴場の中から響きわたるように
こんな声が聞こえてきた。
「ちんちんぶらぶらそーせーじ!」
まだ言ってるし!
とうとう声にしてツッコんでしまった。
一言で片付けよう。
「ちんちんぶらぶらそーせーじ!」
この事である!
余談。
この「伊東園ホテル塩原」の前に
おみやげ屋さんと思われる店がある。
「うおい!」と衝撃が走り、
思わず撮った写真を最後にご覧いただこう。
知ってる人は…それなりの年齢の方だ。
↓ 温泉成分表
「伊東園ホテル塩原」データ: Ph8.0
<泉質> ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
<源泉> 金録・畑カッパ・紀州鉄道塩原温泉混合泉
<源泉温度> 45.8度
◇「伊東園ホテル塩原」サイト
◇「伊東園ホテル塩原」周辺マップ
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