前口上2014
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45 「那須 五峰の湯」地獄 2014年5月30日
この日のダブルヘッダー二か所目。
「弁天温泉」にて、クリーチャーと激しいバトルを
する事もなく、無事に車へと乗りこみ
次なる目的地へと移動した。
那須どうぶつ王国へ到着。
温泉に浸る前に、もふもふな動物たちとの
ふれあいを…いやいや、そうではない。
那須どうぶつ王国の隣りに「那須五峰の湯」という
温泉施設が併設されているのだ。
今年最初に大田原方面にある「五峰の湯」に
訪れているが、そことはまた別の「五峰の湯」だ。
まず駐車料金700円を支払う。
「あ?…え?」
…そうだったのか。知らなかった。
たしか、入浴料に1000円かかると事前に
調べてあったので、ここでまず面食らった。
「合わせて1700円っすか……?」
なんという贅沢な温泉なのだ、うー…と思いつつ
施設の入口まで行ったところで「はっ」となる。
ドアに張り紙がしてあった。
なんと!
駐車券は「五峰の湯」のタダ券でもあるのだ!
券をカバンから取り出し、裏を見てみると、
たしかに「入浴無料」(一枚で一名様)の文字!
て、コトは、1人で来た際には、通常1000円の
入浴料が700円で済むってコトじゃないすか!
(ただ、普通ここまで一人では来ないな…)
王国に入国した方には半額サービスもあるそうだ。
ともあれ、ホッとしたのは言うまでもない。
が、しかし、またもや「あ?…え?」が待っていた。
到着したのは午後1時であったのだが、
「五峰の湯」のオープンは午後2時からだったのだ。
なんという、行き当たりばったり!
あと1時間もある…。
どうやってあと1時間、過ごそうか…。
いっそ王国に入国してしまおうか。
入国料、2000円。
マジかー…。温泉に入るまでの時間繋ぎに…2000円。
「いや、待って、ちょっと、さすがに…こっちメインで
来たってならともかく…今日は、温泉に…」
迷う気持ちを、近くの柱に貼ってあったポスターが
さらに困惑させる。
そんな時に「五峰の湯」の二階に、無料で使える
休憩室があることに気付いた。
これだ!ここで昼寝をしよう!
靴を100円返却式のコインロッカーに入れて、二階へ。
広い!昼寝したい放題!
座布団を敷いて横になる。これでいい。ここでちょいと
休憩してればオープンの時間になることだろう。
………
王国内の子供たちの楽しそうな声が聞こえてくる。
そういえば駐車場にバスがあった。
きっと団体で訪れているのだろう。
…ふと、放送が聞こえてきた。
「ただ今から、かわいい猫たちによる、
パフォーマンスショーが…」
「くっそ!超見てぇ!あーもう!見たいんですけどー!」
もんどり打つかのように転がりまわるオレ。
20分のガチ寝やらをしつつ、時間となってようやく
温泉へと向かった。
受付で駐車券の裏にハンコを押してもらって風呂場へ。
脱衣所。服を入れるかごが、やったらたくさんある。
先客がひとりいるようだ。早いなぁ。
洗い座もたくさんある。浴場の真ん中にL字型の壁があり、
そこも洗い座となっている。
一番湯船に近い場所で身体を洗う。
ボディーソープ&リンスインシャンプー&トリートメント、
有り。
露天風呂とサウナは、使用不可になっている。
大きな窓には、遠くの風景が見える絶景。
露天の様子もその窓から見えるのだが、もったいない。
なかなかいい感じで好みなのに。
湯船に浸かる。
ほんの少しだけ肌に「すべっ」とする感じはある。
こういう施設は循環ろ過がありがちではあるが、
塩素臭はほとんど感じなかった。
肌あたりはくせがなく、誰でも入れそうだ。
温度は適温。出たり入ったりを繰り返す。
有料ではあるが、タオルのレンタルもしていて、
ついでにふらりと立ち寄るにはもってこいな温泉では
ないであろうか。
またひとり、ふたりとお客さんが入ってきた。
意外にも来る。
脱衣所に戻った時に、棚の上に乗っていた帽子から
「あ、王国関係の方…」と察することができた。
仕事終わりにひとっ風呂てな感じなのだろうか。
そんな意味でも、重宝されている施設なのであろう。
一言で片付けよう。
「次来る時は、入国!」
このことである。
↓ 温泉成分表
「那須 五峰の湯」データ: Ph8.0
<泉質> 単純温泉 (弱アルカリ低張性高温泉)
<源泉> NAP温泉
<源泉温度> 55.4度
◇「那須どうぶつ王国」サイト
◇「那須どうぶつ王国」周辺マップ
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