前口上2019
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参考サイト

鉱泉とは?
日本一の美人の湯考
メタケイ酸とは?
MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

95「いづみや」地獄 2019年09月14日

飯坂温泉駅周辺の温泉街から2キロほど
山に向かったところに
穴原温泉という場所がある。
奥飯坂という位置づけになるのだろうか?

これだけ離れれば源泉も違ってくるだろうから
また違った泉質を感じられるのではないかな、
と思い「いづみや」という宿までやってきた。
 

入浴料700円をフロントへ支払い浴場へと向かう。


脱衣所。なんだか広く感じる。
さすがに共同浴場とは一線を画している。
浴場内も同様に広く感じた。
が、しかし、なんとなく、くすんだ印象。
特に気になったのは洗い座の目前にある鏡だ。
鏡があきらかにくすんでいて、良い印象はない。
「鏡を取り換えればけっこう印象は変わるような…」
などと考えながら身体を流す。

さきほどまで浸かっていた共同浴場の、
らしからぬキレイさと
温泉宿の浴場のらしからぬくすみっぷりに
おかしなギャップを感じつつ、
湯に身体を沈めてみる。

「おっ…」
やはり飯坂温泉街の湯とはなんとなく肌感が違う。
こちらの源泉も温度は高めなのだが、適温ほどに
調整してある。
ということは加水なりをしているのかもしれないが
ほのかに肌感を感じる。
確かに温泉成分表を見比べてもわかるように
こちらの方が成分はやや濃くなっている。

露天風呂へ移動してみる。


いい感じじゃないすか。これはいい感じ。
泉質は内風呂とさほど違いはないようだ。
ふぅ〜っと、ここにきて肩の力が抜けたような
思いに浸っていた。
あー、この露天風呂に浸かれたんだから
ここまで来たかいがあったものだなぁ、と。

飯坂温泉の湯めぐりを泊りがけで楽しむのなら
宿泊先は飯坂温泉街にこだわらずに
こちらを宿泊先にして、
飯坂温泉街へ訪れるというのもありなのでは
ないだろうか。

ちなみにこの「いづみや」の目の前にこんな
ものがあった。

きっと昔はここに馬の洗い場があったのだろうな。
温泉で洗っていたのかな。
いや、ま、それだけ。

一言で片付けよう。
「シメの湯としての満足感」
この事である。

なんだか気分が良かったので帰りは高速道路。
一時間半ほどで那須に到着。
さすがは有料道路。早っ。



↓ 温泉成分表



「いづみや」データ: Ph8.6
 <泉質> 硫酸塩泉
 <源泉温度> 63.0度

 試料1kg中の各成分(mg)
 ・ナトリウムイオン:0284.9
 ・塩素イオン   :0135.9
 ・硫酸イオン   :0435.1
 ・炭酸水素イオン :0070.4
 ・メタケイ酸   :0056.9



◇「いづみや」サイト

◇「いづみや」周辺マップ

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