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参考サイト

鉱泉とは?
日本一の美人の湯考
メタケイ酸とは?
MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

93「鯖湖湯(さばこゆ)」地獄 2019年09月14日

飯坂温泉の街並みの印象は、昔ながらの気配を
残しているかのようだ。
古い建物を維持している、というよりは
昔っぽさを新しく作っている感がある。
信用金庫だってこの通り。


「波来湯」から歩くこと約10分。
飯坂温泉の顔、「鯖湖湯(さばこゆ)」に到着。


写真をご覧いただくとお分かりいただけるかも
しれないのだが、飯坂温泉に到着してから
なんとなく気になっていた。
他の温泉地に比べてやけに若い層の人達が目立つ。
「どうしてこんなに若い温泉バカ達がうろうろして
いるのだろう…?」と
考えていたのだが、もしかしたらそれは
飯坂真尋」という温泉むすめの影響なのかも
しれない。

その若い連中が「鯖湖湯」の入浴券自販機に
列をなしていたので、ちょっと入場をずらすことにした。

「鯖湖湯」のすぐ隣に神社がある。
「鯖湖神社」という名前だ。
せっかくなんでお参りしていく。

その隣には「お湯かけ薬師如来像」が建っている。
腰の痛みをなんとかしてチョ〜ダイ、と願いながら
如来像の腰にお湯をかけてみる。


さて、頃合いとみて「鯖湖湯」へと向かう。
入浴料200円を入浴券の自販機に投入。
どこか昔ながらの銭湯を思わせる入口から
場内に入ると、いきなり湯船が見える。
脱衣所と浴場との間に壁は無く、
これまた昔ながらの湯治場の雰囲気が漂っている。

ただ平成5年にリニューアルした浴場だけあって
清潔感のある浴場だ。
こちらも「波来湯」同様、ボディーソープや
シャンプーなどは設置していない。

湯船はさほど大きくなく、先に入っていた若い衆
6〜7人ほどでおおむねいっぱい、という感じ。
あとひとりぐらいなら入れるかな、というスペースに
するっと入りこむ。
てっかてかの御影石で作られた湯船。
さすがにこれには昔ながらという
雰囲気は感じることができない。

本来はもっと熱い湯なのだろうが、入りやすいよう
加水していて温度は適温よりやや高め、ぐらいに
なっていた。
やはりこちらも加水している分なのか
さほどインパクトのある湯には感じられなかった。

きっと地元の方々は
源泉の熱い湯にも全くひるむことなくこの湯に
浸かっているのだろうが、
オレにはこの源泉温度の高さがむしろ弱点に
感じ始めていた。
加水しなければならぬことで
この地に訪れた者にこの湯の本来の良さを
喰らわせることができていないのではないか?
加水するしかないのだろうか?

一言で片付けよう。
那須の横綱の偉大さをあらためて知る」
この事である。




「鯖湖湯」データ: Ph8.6
 <泉質> アルカリ性単純温泉
 <源泉温度> 51.0度

 試料1kg中の各成分(mg)
 ・ナトリウムイオン:0161.0
 ・塩素イオン   :0071.5
 ・硫酸イオン   :0224.3
 ・炭酸水素イオン :0062.8
 ・メタケイ酸   :0060.1

 ※他サイト様参照


◇「鯖湖湯」サイト

◇「鯖湖湯」周辺マップ

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