...そこは数名の仲間たちがいっしょに作っている無農薬な手作り田んぼ。
手間暇かけて「自分達で作った米を食べるぜ!」な体験記なのです。






























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Page 05  -DATE 2015.06.17-

6月10日
非電化工房の方が「代掻き」をして
くださるとのこと。
シロカキとは、水の入った田んぼを平らに
ならし、田んぼの底に床を作る作業だ。
少しでもしやすいよう5段目に水路を作りに
荒木、マイ立鎌を購入し、単騎で現地へ。
 

6月11日
午前中に4段目の代掻きが行われたようなので
仕事を終えた午後、様子を見に行ってみた。
すると、なんともシュールな光景が待っていた。
ご覧いただこう。
 

途中まで代掻きを終えた田んぼに
トラクターが水没したままになっていた。(笑)
後にくらさんから聞いた話によると、
ハマってしまって動かなくなった、とのこと。
翌日、このトラクターは救出された。

しかし!それにしても!うっすらとしていた
心配は現実のものとなってしまった。
水が3段目から4段目へと降りてこない。
4段目にはシロカキができるほどに
水は蓄えられたのだが、
水が降りてきてくれないと、
3段目→4段目→5段目という
水の流れの連鎖が起きないのだ。
ちなみに4段目から5段目への落水量は
こんな感じ。


なもので、先日まであった5段目の水は
とうとう干上がってしまったのである。


問題は3段目の田んぼにあった。
3段目の田んぼは
「シロカキをせずに種もみを直蒔きする」という
実験田んぼだったのだ。
時折現われる田んぼの持ち主さん曰く、
「シロカキしなきゃ水は下にしみ込んじゃうから」
…だそうだ。
はたして我々は、田植えを行う事ができるの
だろうか…?
雲は、雨を降らせる気など無いようで
ただふわりふわりと漂っているだけだった。


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