...そこは数名の仲間たちがいっしょに作っている無農薬な手作り田んぼ。
手間暇かけて「自分達で作った米を食べるぜ!」な体験記なのです。






























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Page 08  -DATE 2015.07.05-

シロカキ後の床が落ち着くのを待っての
6月25日(木)を、
5段目の田植えの予定日としていた。

当日の午後、田んぼへ足を運んでみると、
再びシロカキをしているくらさんの姿…。
田んぼの水が、かなり引いていた。

どうやら1段目に引き入れる水調整がうまく
いっていなかったようで、
午前中はもっと水が少なかったらしい。
そして水が引いた田んぼをあらためて見てみると
まだまだでこぼこしていて、
どうせならもう一度シロカキをしよう、と
いうことになったとの事。
…という事で、5段目のシロカキ延長戦。


一日置いての27日(土)に田植えを予定
していたのだが、雨の為に無念の中止。

翌28日(日)。
くらさん、Sさん、荒木妹、と荒木の4名が参加。
待望の5段目の田植え開始。
話によると前日の雨で水位があがりすぎなほどに
あがったらしいが、まー、どういうわけか、
「は?」っというほどに水が引いていた。(笑)
もー、水調整の詳細についてはよくわからない。

田植え機、出動。仕事が早い。さすがは機械。
「機械はすげぇなぁ」と、つくづく思う。
ただこの田植え機、めっちゃめちゃ力が必要。
荒木も動かしてみたが、真っ直ぐ植えるよう
キープするのにすっごい疲れる。
Uターンがまた一苦労だ。暴れ馬状態だ。


朝から始めて、お昼を待たずして5段目の
機械による田植え完了。あー本当に早い。
しかし、苗をよくよく見てみると、
植え抜けやら、苗が倒れてしまっている箇所が
やたらに目立つ。
それらの植え直し作業も行う。

立ってはいるが枯れかけててだめそうな苗の脇に
もう一本、苗を足す作業も合わせてする。

「こんなもんですかねぇ…」と、くらさん。
「…そうっすねぇー…」と、荒木。
「でも、まだ…ありますねぇ…抜けてるとこ」
と言うと、
「うん、気になるねぇ…」と、くらさん。
翌日、翌々日と、植え抜け箇所の補植作業を
荒木とくらさんで進める。
帰宅して「まだ終わらない」と荒木妹に言うと
「細かすぎるんだよ〜」と苦笑いされたが、
いやいや、どーにも気になるんだ。
やっておかないと、どうにも後で後悔するような
気がしてならなかったのだ…。

ふと4段目に目を移せば、最初に植えた苗たちが
いつの間にかしゅるりと葉を伸ばしている。
やわらかな風に誘われて
かわいらしく緑がゆれていた。


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