...そこは数名の仲間たちがいっしょに作っている無農薬な手作り田んぼ。
手間暇かけて「自分達で作った米を食べるぜ!」な体験記なのです。






























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Page 17  -DATE 2015.11.23-

11月8日(日)。
いよいよ自称「日本一遅い稲刈り」が
始まる予定であったのだが、
いきなり雨天により中止。
5〜6人が集まれる唯一の日であったので
痛恨の始まりとなりました。
やむを得ず以後は各人の都合がつく日時に、
ぼちぼちと進めていくという
スケジュールに。
11月11日(水)4段目からの
稲刈りスタートとなりました。
 

荒木、平日の午後に田んぼへと向かう。
到着してみると、稲を干すための
「はざ」が新たに組み立てられている。
「ああ、くらさんとKさんががんばって
立ててくれたんだなぁ。
よぅし、オレも稲刈り、進めるぞぅ」と
気持ちが入る。
しかし、田んぼに到着するのが
14時をまわる時刻で、2時間半も
作業をすると日没となってしまって
作業がなかなかはかどらない。
そりゃあそうだ。あと一か月ちょっとで
冬至なのだ。
「次の土、日にまとめて進めちゃうぞ!」
と意気込んでいたのだが、
なんと、またもや週末、雨。雨。

11月19日(木)
稲刈り開始から一週間経って、
ようやく4段目の約半分という状態。

稲刈りを始める前に、
「今月中には終わりたいね」なんて
笑い話にしていた事がじわじわと現実味を
おびてきた。

11月21日(土) 晴れ!
荒木、休日の午前中から田んぼへと向かう。
到着して、その光景に感激する。


なんと!2日前まで半分残っていた
4段目の稲が刈り終わっているではないか!
何だ?昨日一体何が起こったのだ?
一体、何人の人間が集結したというのか?
いや、もう、ともかく、4段目の稲刈りは
終了した、
という安堵感で気持ちが楽になった。
しかも午前中の作業は日没と競争しなくていい。
晴れやかな気持ちで、5段目の稲刈りへと
向かっていった。

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