Page 18 -DATE 2015.11.23-
「どんな感じで稲刈りをやっているのだい?」
という稲刈りマニアな方も当然いらっしゃる
ことと思われる。
ざっくりになるがご紹介してみよう。
まず鎌で稲を刈ります。
刈った稲は交互になるよう置いておきます。
何で交互にするのかは、はざ掛けの時に
意味が出てきます。
3〜4本のワラで縛って束にします。
色んな縛り方があるようで、この縛り方には
個性がでますね。
荒木、日没と競うため、できるだけイージーに
なおかつしっかりとした縛り方になるよう
工夫しているつもりです。
はざ掛けにうつります。
はざに稲を掛ける時は7:3ぐらいの
割合いになるよう束を分けます。
分けやすいよう、このために稲を刈った時に
交互になるよう置いているわけです。
ではなぜ7:3分けにするのか?
「7」の重い方に束が傾きますね。
それを交互に掛けることで、
かさばる束の上部が重ならない為、
より多くの束を掛けることができると
いう工夫のようです。
先人はよく考えていらっしゃるなぁ。
この日は4時間半ほどの作業でこれくらい。
写真だと広さがよくわからないですね。
思ったほど進まなかった。
トンボと比較してみると、この程度です。
「ひとりでやれることなんて、
たかが知れてる」と、なんだかしみじみ
思っていました。
11月22日(日)
この日も午前中から作業。
やがて、くらさんが軽トラに乗って登場。
荷台に、なにやらマシンが乗っている…。
バインダーだぁー!稲刈りマシンだぁー!
知人の方から借りる事ができたとの事。
そうか!金曜日の4段目一気刈りは、
こいつの奮闘だったのか!納得。(笑)
さすがはマシン、早い早い。
ガンガン刈っていく。
刈るだけじゃなくて、束にもしてくれる。
しかし、マシンよ。おお、マシンよ。
5段目、五分の一ほども刈ったところで
謎のエンスト。
機械って…、急にへそを曲げるよねぇ〜。
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