前口上2013

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2014年の「温泉地獄」
2015年の「温泉地獄」
2016年の「温泉地獄」
2017年の「温泉地獄」
2018年の「温泉地獄」

参考サイト

MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

37 「まことの湯」地獄 2013年12月13日

初めて走る道の距離感というのは実にあいまいなものだ。
曲がるべき交差点を見落とし、なんだかわからないところまで走ってしまった。
Uターンして戻ると「まことの湯 この先7キロ」の看板を発見。
危ない、危ない。だがしかし、ここから挽回するのもまた、わくわくして面白いのである。
矢板温泉は「まことの湯」に到着。

100円返却式のくつ箱のキーをロックしようとしたら
財布の中に100円玉が無い。
「オレの靴なんぞ持っていく人はおらんだろう」と思い、ロックせずに
そのまま入場する。
自販機にて入浴券を購入。500円。施設内はとてもきれいな印象。
すぐに食事ができる大広間が目に入る。
そこを横目で見つつ、廊下を進み浴場へと向かう。
脱衣所。「あ…」100円返却式のロッカー、なのである。
仕方ない、フロントで両替を頼もうと戻りかけた時、自販機があるのに気づく。
「ああ、そうだ。先に飲み物を買っておつりで小銭を作ればいいんだ。」
スバラシイ。我ながらこの機転の良さに、風呂に入る前からのぼせる。
躊躇なく森永マミーを購入。

こちらのロッカー、硬貨の投入口がドアの内側にある。めずらすい。
脱衣所から浴場へは階段を5,6段ほど下りる。なんだかこれもめずらすい。
お客さんは6人ほどいただろうか。まずまずの入り具合。
洗い座は7か所。ボディーソープ&リンスインシャンプー有り。
そしてまたまためずらすいのが、こちらのシャワーだ。
プッシュ式の例のヤツなのだが、お湯が出ている時間が、長い。
数えてみた。ま、テキトーなのだが、ワンプッシュで20秒ほど出続ける。
おおむねこのプッシュ式の一般的なタイムは6〜8秒ほどであったと思う。
いかにこの20秒が尋常ではない長さであるかがお分かりいただけると思う。

内湯へと向かう。2メートル×2メートルサイズの水風呂(霊鉱泉との表示)、
そのとなりに2メートル×4メートルサイズの湯船がある。
熱い。温度計は43度をさしていた。
湯感は、さほどすべすべ感を感じなかった。香りもほぼ無臭。
見れば水がざぶざぶとそそがれている。
勝手な憶測だが、温泉成分がうすまっているのかもしれない。
それにしても熱い。43度以上あるのではないだろうか?と温度計を疑う。
瞬く間に身体が火照る。
「行くのか?行くつもりなのか?オレ」露天風呂へのドアに目を向ける。
外の寒さは露天風呂を行き来する人がドアを開ける度に入ってくる外気で
十分にわかっている。
が、しかし、わずか5分で火照りあがった身体が
「これなら行ける!」と勇気を奮い起こさせてくれた。
ドアを開ける。思わず「はっ」となる。
ドアを開けるともうすぐに露天風呂なのだ。2歩も踏み出せば湯船なのである。
露天風呂の固定されたイメージとして、浴場のドアを開けてからひたひたと歩き、
武骨な岩で囲まれたその全貌をまず「ふむ」と確認するような段取りを
持っているわけだがここは、
「はい!露天風呂ドーン!」な感じなのである。
またその広さがドーン感を増幅させている。
10メートル四方な大きさだ。そして中央にお湯があふれ出ている
でっかいツボ。
「まことの湯」サイトのトップページにある写真でその姿を見ることができるが
これが実物を見ると「これってこんなに大きかったのか…」と
意味なく圧倒される。
なんていえばいいのか…とにかく意味なく圧倒されるのだ。「大きかったんだ…」と。

露天風呂はさすがに内湯よりは少々温度が低めになっているようだが、
それでもなかなかに。
それ故、外気の寒さもさほど気にはならない。
湯に浸かったり、クールダウンをしたりを繰り返す。
なんだかんだで、それなりにいい時間が過ぎていた。
くらくらしないうちに上がることにする。

マミータイム。マミー飲むの、なんかすごいひさしぶりだ。
んー、マミーうめぇな。これからは温泉行ってマミー売ってたらマミーだな。
来る時には気付かなかったが、廊下の壁に貼ってあるチラシに「はっ」となる。
ケーシー高峰&ヨネスケの爆笑二人会が大田原で行われるとの事。
日にちは…14日って、明日かよ!
明日は仕事だし、その後会社の忘年会だから、いやぁー無理っす!
と、はなっから行く気もないのに拒否してみる。
身体があたたまったのは確かだ。それが証拠に帰路では
車のヒーターをオンにすることがなかった。
それどころか帰宅しても部屋の中が寒く感じなかったぐらいなのだ。
自宅の風呂あがりは寒いんだけれども、なんとも不思議だ。
この持続力、これはやはりしょっぱい系の温泉効果なのであろうか。
一言で片付けよう。
「ツボのでかさを括目せよ」
この事である。


↓ 温泉成分表


「観音湯」データ: Ph8.9
 <泉質> ナトリウム カルシウム 塩化物 硫酸塩温泉(アルカリ性低張性高温泉)
 <源泉> 矢板温泉
 <源泉温度> 76.3度
              


◇「まことの湯」サイト

◇「まことの湯」周辺マップ