前口上2013
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30「中の湯」地獄
29「ラ・フォンテ」地獄
28「ホテルアオキ」地獄

27「一井屋旅館」地獄

26「グリーングリーン」地獄
25「むじなの湯」地獄
24「きみのゆ」地獄
23「小鹿の湯」地獄





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2012年の「温泉地獄」
2014年の「温泉地獄」
2015年の「温泉地獄」
2016年の「温泉地獄」
2017年の「温泉地獄」
2018年の「温泉地獄」

参考サイト

MAPPLE観光ガイド
湯まっぷ
那須温泉郷のサイト
塩原温泉郷公式ページ
板室温泉旅館組合
温泉の泉質成分効能

27「一井屋旅館」地獄 2013年3月17日



「板室健康のゆ グリーングリーン」の脇を川が流れている。
その川にかかっている橋を渡った向こう岸に板室の温泉宿が並んでいる。
「ああ、温泉街をぶらついてみたいなぁ」なんていう衝動にかられ、
興味の赴くがまま、ふらふらと歩きだした。

シーズン外れのおかげか、行き過ぎる人はほとんどいない。
「たしか、この先に日帰り入浴できる旅館があったハズ…」と
おぼろげな記憶を頼りに静かな温泉街を進む。
「一井屋旅館」。
看板にあった名前を見て、ああ、そうそう、確かここだ、と
その玄関に近づいていく。
念のため、フロントにいたおかみさんらしき方に
「日帰り入浴したいんですけど、入れますか?」とうかがってみる。
「はい、入れますよー。あ、ちょっと待ってください。……」
浴場の方の様子を確認した後、「はい、大丈夫です、どうぞー。」と、おかみさん。
どうやら清掃が終わってるのか、どうかを確認してくれたのであろうと思われる。
入浴料500円を渡し、2階にある浴場へ向かう。

脱衣所。かごが3段のたなに9個ほど置いてある。
どうやら誰も入っていないようだ。
やった。「グリーングリーン」の賑やかさから一転しての貸し切り状態だ。
湯船が木製。シブい色だ。
いったいどれだけ使いこんでいるのだろうか。


洗い座は少なく2〜3か所。(記憶曖昧)と、シャワーなしがひとつ。
ボディーソープ&リンスインシャンプー有り。
気がはやる。かけ湯ですまさせていただき、湯船へと突入する。
「温泉だぁー」というほのかな香り。
湯は無色透明。適温。つるつる感はほとんど無い。
「加温のため循環ろ過」しているようで、「グリーングリーン」同様に
温泉の鮮度は落ちているのかもしれない。
しかし、それを補うほどの絶景が窓いっぱいに広がっている。
「これはぁぁぁぁ、んんん〜なごむぅー。」ぱふーんって感じだ。

半身浴になってみたり、湯船から出てあたりの様子を眺めてみたりしてみる。
いっそ横になってやれ、と湯船のへりにごろりと寝ころんでみる。
なんという木感の心地よさ。
湯が湯船に流れ落ちる音だけが耳に入ってくる。
こんな風にクールダウンできるのも貸し切り状態ならではだ。
いいタイミングに来れてラッキーだった。
あまりのゆったり感に時間感覚がマヒしてくる。
フラフラとここまで歩いて来たかいがあったものだ。
「ナイスチョイス、オレ!ナイス!」自分を絶賛せずにはいられない。
温泉の効果ってのは、なにも温泉の成分だけが全てではないなーと実感する。
事実、このメンタルケアな時間は「あー、明日からまた働けそうだぞ」と
思わせてくれた。これもまた、ひとつの温泉効果と言えるのではないだろうか。
一言で片付けよう。
「などと言いつつ、温泉成分表の写真を撮ってきてしまうオレ」
この事である。




「一井屋旅館」データ: Ph9.0
 <泉質> アルカリ性単純温泉
 <源泉> 板室1.2.13号源泉混合泉
 <源泉温度> 39.7/38.7/45.1度
              


◇「一井屋旅館」参考サイト

◇「一井屋旅館」周辺マップ